マインドフルネス修行としての作法

20代の頃武者小路千家流の茶道を5年ほど習っていまして、割とああいうことは向いているのか自分でも得意だなと感じていました。生徒は先生の同級生たちで会社経営者の男性が多かったです。酒を飲んで付き合いを広げてなんぼという営業マンタイプの人が多いのか、お点前がとてもコミカルで、袱紗を捌いている途中で袱紗で顔を拭ったりするものですから、先生が怒って、皆で大笑いをしたりしていました。
今から思えば、お点前というのは良くできたマインドフルネスの練習だと思います。とにかく今やっていることに集中するわけです。