身近な民主主義のために
自民党総裁選候補9人が昨日は松江で公開討論をしましたね。自民党員ではないですので、選挙権はないですが、国民の一人として行方を見守っています。こうやって候補者たちが全国を巡って討論会するのは民主主義のスタイルとして好感が持てます。
裏金問題が発端でほとんどの派閥が解消されましたが、派閥というのはどうも民主主義の精神からするとあまり歓迎できないと思っていましたから、これから良い方向に行くといいなと思っています。
派閥で人と金を集める能力のある人が独裁者のように君臨するのは民主主義のスタイルではないです。その人の言うことには従わざるを得ないという雰囲気ができるのがよくないわけです。
会社の中にも家庭の中にも独裁者のように振る舞う人がいますが、そういう人は民主主義を理解しているとは言えないです。
本質的な民主主義を実現するには、独裁者を作らないように一人ひとりが忖度せずに自分の意見を言えるようになる必要があります。これはなかなか勇気が要りますが、話し方の技術があればそう難しくはないです。