自分と向き合って愛おしむ

 ヨーガは基本的に自分と向き合うわけです。自分の体、自分の呼吸、自分の心。それらは普段は「自分自身」と一体化しているのですが、こうして客観視することもできる。自分自身を形作っているものを微に入り細に入り眺めて見る。機械でいえば点検整備するような感じでしょうか。とにかく見れるものは全て見る。普段は本当に一体化している思考や感情も見る。そして見るだけじゃなくて、愛おしく思うようにします。  一応自分の体、呼吸、心は自分の管理下にあるので、管理責任はありますが、人間皆同じパーツでできているわけですから、徐々にでも、他人の体、呼吸、心も愛おしく思うようになれるといいですね。