コンパッションとは慈悲
「コンパッション」とは「慈悲」のことです。
慈悲とは私たちが人や生き物に施すものではありません。私たちの意思を超えたところで、私たちに施されているものが慈悲です。慈悲は誰にも分け隔てなく与えられています。
例えば心臓は私の意思を超えたところで私の命を支えています。他の臓器や筋肉や骨なども皆そうです。生を受けてからこの方ずっと支え続けています。しかしその慈悲に気づきもしなければ感謝もせず、ただ奴隷のように無理をさせているということはないでしょうか。
コンパッションワーク
コンパッションヨガでは「コンパッションワーク」の時間を前半10分、そして最後の瞑想10分もコンパッションワークとして行います。
前半は立位でチャクラに沿って“手当”を行いながら、身体の慈悲に気づきます。瞑想ではさらに精妙な本質的な慈悲を体験的に気づいていきます。
このコンパッションワークを毎週体験するうちに、身体の慈悲のみならず、自然や人間関係にも慈悲を感じられるようになり、次第に生きやすさを感じられるようになることでしょう。
アサナと呼吸法
もちろん通常のアサナもたっぷり行います。呼吸を細かく使い分けながら筋肉を緩め、柔軟性を高めていきます。
常に呼吸と筋肉に意識が集中するように声がけしますので、アサナと呼吸法の時間(約60分)はマインドフルネスそのものなのです。
