メタ認知で自分の状態に対応する

 自分自身のことを客観的に眺めることをメタ認知といいます。メタ認知ができるようになると、心のエネルギーが上がったり下がったりする波を穏やかにできるということを先週は申しました。
 例えば健康診断を受けることもメタ認知です。自分のことを客観視できますから。数値が悪いとショックを受けるから健康診断は受けたくないという人もいますが、そういう人にこそメタ認知が必要ですね。
 例えば悪玉コレステロールの値が高いという結果がでて、それにショックを受けて何も食べたくなくなって、カップラーメンしか食べなくなったらさらにコレステロールの値が高くなるわけです。
 別にショックを受けてもいいですが、ショックを受けている自分がいるなと認知するのがメタ認知です。そうすると落ち着いてきて、何がコレステロールを上げるのか調べたりする余裕ができるわけです。
 誰かから自分のことをちょっと馬鹿にされたような言い方をされて傷つくことがありますが、そういうときも「ああ、傷ついているな」とメタ認知するわけです。自分が傷ついたんじゃなくて、尊重されたいという欲求が阻害されたんだと気づけるようになります。
 今度は、尊重されたい欲求ってなんだ?とメタ認知が深まっていきます。そしたらそんな重たいものにこだわらんでいいかと軽くなることもできるでしょう。