脳脊髄液の循環について

 脳からいろいろな神経が出て、脊髄となり、全身に神経がゆきわたります。頭蓋骨と背骨が繊細な神経の束を守っていますが、脳と神経の束は丈夫な膜で覆われていて、その中を脳脊髄液という透明な液体が流れて、神経に栄養を運ぶと同時に脳の老廃物を掃除してくれます。脳の老廃物というとアミロイドベータが有名ですね。これが溜まると認知症になりやすいという物質です。

 また脳脊髄液の流れが悪いと頭痛や目眩、疲れやすいなどの症状が現れ、よく自律神経失調症と言われます。

 いちばん大事なのは熟睡することです。特にノンレム睡眠という夢も見ない熟睡中に、脳が少し縮んで、その分細胞の隙間を脳脊髄液がよく流れるのだそうで、やはり睡眠は大事です。

 次に大事なのが首の筋肉をほぐすことです。これがデリケートでなかなか難しいですが、どうも目の動きと関係があるようです。来年はアーサナで首をほぐせるような方法を開発していきたいと思っています。来年もどうかよろしくお願いします。