演劇は人を変える

 この前の水曜日22日はWBC決勝戦で、天気が良かったから千手院に行ったらちょうど垂れ桜が見頃で、夜には島根県民会館で演劇を見たのですが、これが本当に素晴らしくて、22日は記念すべき良い日でした。

 演劇というのは高校の演劇部が出演していたものです。肝心なのはその演劇部の顧問が全国のアマチュア演劇界で数々の賞を受賞している亀尾さんという高校の先生が脚本を書き演出をしているということです。三刀屋高校の掛谷分校というちょっと集団に馴染みにくい子どもたちが通う高校に赴任されて、そこで担任した子のうち4人を演劇部に誘い入れて、僅かな期間で喜劇仕立ての「走れメロス」を演じさせているのですが、これが非常に完成度が高くて、これが演劇界の目に止まって東京の下北沢での公演が決まり、大喝采を浴び、そして22日は県民会館で公演という事になったわけです。

一心塾だより

次の記事

「空」について