受け身気質をいつまで続ける?

工藤勇一という有名な中学校の校長先生がいます。この人は東京の公立の中学校で、担任制を廃止し、中間テストや期末テストを廃止し、校則をすべて廃止したという人です。また数学の先生たちの提案で、板書は一切せず、生徒は自分のペースで数学を勉強するようになったそうです。今は横浜の私立の中高一貫校の校長先生になられたそうで、その学校でも似たような改革をしつつあるそうです。
 この先生の主張は、とにかく学校を生徒たちのものにしようということ。与えられるだけの教育から脱却していこうということです。学校は本当にサービス業になってまして、とにかく保護者や地域の要望に答え続けた結果、だんだん先生の仕事が増えて、生徒は受け身になってきたわけです。
ヨーガ3分話

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