一番心地いい付き合い方を

幼児は好奇心旺盛で、いろんなものに触ったり舐めたり、お試し行動をして、それで体験的に学習していきます。でもそれは幼児的な好奇心。

 体験的に学習して一度わかった気になるとそれ以上のお試しをしなくなるということもしょっちゅうあります。トマトははもう二度と食べないとか、自分は勉強できない子だとか、概念が固まって、もうそれ以上修正しようとしないのもやっぱり幼児的な態度と言えるかも知れません。

 一度固まった「あれはあんなもの」という概念を何度でも疑って、そのものに対する付き合い方を何度でも修正していくのが大人じゃないでしょうか。自分の身の回りの全ての人や物、そして自分自身と、一番心地よい付き合い方を何度でも考えて修正していく柔軟性を維持していたいものです。

 それが実験心ということです。