ネガティブ思考対策

(今回は動画はありません)

 瞑想中に頻繁に浮かんでくるのは、やはり今取り掛かっていること、記憶に新しいこと、脳がそれに向けて付き合い方を探っているところなのでしょう。大事なのは、そう気づいていることであって、思考を止めることではありません。付き合い方を探っている脳を静かに見守ることです。
 見守りがあるとき、脳は暴走するということがありません。すぐにネガティブな思考になってしまうことを悩む人がいます。これは脳の暴走です。ここに見守りモードが入ると、そのことを心配している自分なんだなという気づきが入ります。この気づきは善悪の判断のない純粋な気づきです。さらに言えば、大きな優しさのある気づきです。見守りですから。ネガティブになっている自分にさえやさしく接してあげることができるわけです。そのとき大きな安心感の中にいるわけです。